すでに完全にオワコンになっている核家族というライフスタイルを前提に人生設計をして生きている歪みが、現在の日本人の不幸の最大の要因です。
核家族のライフスタイルは、戦後1955年頃から1973年頃までの高度経済成長時に農村から都市部へと移住した当時の若者達に普及し、現代では誰もが目指すべき当たり前の生き方のように思われています。
しかし、現在のような個人主義の時代に核家族というライフスタイルはすでに完全に時代錯誤のオワコンとなっています。
以下の記事にあるように日本人の離婚率は35%。日本の夫婦は3組に1組以上が結婚しても離婚してしまいます。
また、未婚率は2010年時点で全国平均で27.5%。東京の未婚率は全国最高の34.8%。都市部ほど未婚化が進んでいます。
核家族という夫婦が社会の最小単位として運命共同体になるライフスタイル自体が、都市部の個人主義に完全に合わなくなっているのです。
大人になったら結婚するのが当たり前という意識が根強い日本
このように現代では夫婦を基盤とした核家族のライフスタイル自体が完全に時代錯誤となっていますが、しかし「大人になったら結婚するのが当たり前」という意識が未だに非常に根強いのが現代の日本です。
社会は以前とは完全に変わってしまっているのに日本人の意識がそれに追いついていないのです。
ただ、それも考えて見ればそれは仕方のないことかもしれません。
人間は自分の幼少時の記憶を当たり前と刷り込まれる生き物です。
幼少時から核家族の子供として育てられて大人になったので、時代が変わってしまった今もそれが当たり前だと思い込んでしまっているのです。
しかし、一方で「ムーアの法則」を考えれば分かるように文明やテクノロジーの進歩は加速度的・指数関数的に進みます。
そのため1,000年前と900年前の100年間で人々の生活はそれほど大きく変わりませんが、100年前の20世紀初頭と21世紀の現在とでは生活やライフスタイルは大きく違ったものになっています。
21世紀に入ってからもスマホの普及など文明やテクノロジーの進歩はさらに加速し続けていますので、自分が幼少期を過ごした20~30年前と、自分が大人になった現在とで、社会やライフスタイルが全く違ったものになっているのは当然のことです。
しかし、人間はどうしても自分の子供時代の記憶を基準に家庭生活を考えてしまうために、ライフスタイルに関して深刻な認知の不協和が生じてしまっているのが、現在の日本人の多くが不幸感や絶望感を感じる理由です。
結婚が当たり前ではなくなった社会変化を受け入れるしかない
では、私達日本人はどうやってこの認知の不協和による不幸と絶望から解放されることができるでしょうか。
それは「結婚と核家族のライフスタイルが当たり前ではなくなった」という社会変化の現実を受け入れことしかありません。
私達が幼少時代を過ごした20年前30年前の世の中の記憶は、もはや現在とは完全に別物の世界なのです。
存在しないオワコンな世界の記憶にすがって物事を考えても幸せに生きることなどできません。
過去に執着しても呪縛霊になり果ててしまうだけです。
私達は今を生きているのですから、目の前の現在の現実を認めて人生設計し、生き方を定めるしかないのです。
結婚できないこと前提での人生設計が必要な時代になっている
現代の日本人が幸せに生きるためには、結婚できないこと前提での人生設計が必要な時代になりつつあります。
恋愛するのが当たり前、結婚するのが当たり前、昭和の時代のようにほとんど誰でも人並みの幸せが得られるのが当たり前。
そんな時代錯誤な意識のままでこの現代を生きていると人生は詰みます。
特に平均より上の勝ち組の人間以外は、そんな考え方をしても絶望して無敵の人となり無差別殺人などのテロ事件を起こすだけです。
無敵の人の発生を防ぐ方法は恋愛も結婚もできない恋愛弱者男性に女をあてがうことですが、それが現実的に不可能な以上、各自が加速する時代の変化に合わせて自分の生き方や考え方を改めるしかないのです。
自分は恋愛も結婚も出来ないこと前提で、その中でいかにしてそれほど不幸感や絶望感を感じずに生きて行けるか。
これからの時代で幸福に生きるために最も重要なのはそのような思考の柔軟性なのです。
恋愛も結婚も完全に放棄したからこその幸せもある
恋愛や結婚など20年30年前の社会では当たり前だった人並みの幸せを得られない時代に生きることは非常に不幸なことと思われがちですが、しかし一方で恋愛も結婚も完全に放棄したからこその幸せも存在します。
特に男性の場合は、恋愛と結婚を完全に放棄すると人生で必要になるお金と労働時間を5分の1と大幅に削減できるので、ほとんど働かずに必要最低限の衣食住に困らず快適に生きて行ける貴族のようなライフスタイルも可能となります。
「自分は勝ち組にはなれない」「自分は平均以上にはなれない」と自覚している男性の方は、無理に恋愛や結婚などの「人並みの幸せ」に執着するよりも現状を受け入れて生きた方が幸福になれる可能性が高いです。
時代に合わせた柔軟な思考で人生設計や自分に合ったライフスタイルを考えましょう。
男が人並みの幸せを得たいなら正社員就職するしかない
このようにこれからの時代は人並みの幸せを完全に諦めてしまった方がいいとはいえ、異性との恋愛や結婚などをどうしても諦めることが出来ない男性も多いと思います。
結局、平凡な男が人並みの幸せを得たいなら正社員就職するしかありません。
異性から見れば無職ニートの男性は論外ですし、非正規者フリーターの男性もイケメンでなければまともに相手にされません。
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現在無職ニートで「人並みの幸せをどうしても諦められない」という男性の方は、まずは正社員就職を目指しましょう。
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このように説明してきましたが、頭のまともな方ほど「ろくな職歴もない無職ニートが一体どうやって正社員就職するんだ!」と思われるかと思います。
そのご指摘はごもっともです。
しかし、だからと言って人並みの幸せを完全に諦めてしまう必要はありません。
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