最低賃金の上昇で低賃金の底辺フリーターが負け組ではなくなる。
これが20年後の日本の未来です。
とはいえ現在ではまだ正社員の方がフリーターよりも勝ち組ですし、男性が異性との恋愛や結婚を望むのであれば正社員の方がフリーターよりも圧倒的に有利です。
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一方で、恋愛や結婚などの人並みの幸せを完全に諦めてしまうことも現代の日本では非常に有効なライフハックです。
20年後には最低賃金の上昇で低賃金の底辺フリーターは負け組ではなくなりますので、現在フリーターで将来が心配な方も将来を心配し過ぎる必要は全くありません。
日本人の最低賃金は過去20年間で約1.4倍に上昇している
日本人の最低賃金は過去20年間で約1.4倍に上昇しています。
以下は東京都の最低賃金の推移データですが、2002年に708円だった最低賃金は2021年には1,041円に上昇しています。
1,041円÷708円=1.47倍
つまり過去20年間で東京の最低賃金は約1.5倍に上昇していることが確認できます。
また、これは東京都や都市部だけの現象ではなく、以下の青森県のデータのように東北などの田舎の地方でも最低賃金は過去20年間で605円から822円へと約1.4倍に上昇しています。
そして全国平均では、以下のように最低賃金は過去20年間で663円から930円へと約1.4倍に上昇しています。
以下の厚生労働省のデータのように、日本人の給与は過去20年間で全く上がっていないどころかむしろ下落していますが、アルバイトや非正規社員などの最低賃金は順調に上昇しているのです。
最低賃金の上昇で底辺フリーターが負け組ではなくなる
このような最低賃金の上昇によって何が起こるかと言うと、20年後の日本では底辺フリーターが負け組ではなくなります。
正社員も含めた日本人全体の平均給与は下がっている一方で、過去20年間で最低賃金は約1.4倍に上昇している。
今後の20年間も同様に日本人の平均給与が下がり、最低賃金がさらに1.4倍に上昇すると、正社員とフリーターの時給換算での賃金の格差はほとんどなくなります。
正社員の時給換算の賃金は以下にあるように1,900円から2,000円程度が中央値です。
過去20年で会社員の平均給与は460万円から430万円へと93%に落ちているので、今後も同様の賃金の推移が続くと考えると、20年後の正社員の賃金は時給換算で1,700円から1,800円台が中央値になります。
一方で現在の日本の最低賃金は全国平均で930円ですが、現在の最低賃金の上昇ペースが続けば20年後には1.4倍の1,300円になる計算です。
つまり20年後の日本では最低賃金が正社員の時給と500円以下しか変わらないということです。
アルバイトでも経験や業務内容によって時給は最低賃金から数100円程度は上がります。
また、日本では労働基準法で深夜手当が定められており、午後11時から午前6時までの時間帯は時給が1.25倍以上にならなければいけません。
つまり最低時給が1,300円だとして、深夜の仕事はコンビニ夜勤などでも最低1,625円以上の時給を支払わなければ違法です。
このままの推移が続けば20年後の正社員の賃金は時給換算で1,700円から1,800円台が中央値ですので、つまり日本はコンビニの夜勤バイトと正社員でほとんど賃金が変わらない国になるのです。
中流階級が没落して底辺とほぼ同化していく日本
これが何を意味しているかと言うと、日本では中流階級が没落して底辺とほぼ同化していくということです。
かつての日本では日雇い労働者や非正規やフリーターなどは底辺の負け組として下に見られていましたが、しかし普通の会社員とフリーターの格差は縮小し続けており、ほぼ同じような地位となりつつあります。
日本は「正社員が勝ち組でフリーターは負け組」という常識が通用しない世の中になりつつあるということです。
これが20年後の未来まで見通した日本の衰退の現実です。
まだ今は男が恋愛や結婚を望むなら正社員になるしかない
とはいえ現在ではまだ正社員の方がフリーターよりも勝ち組ですし、男性が異性との恋愛や結婚を望むのであれば正社員の方がフリーターよりも圧倒的に有利です。
フリーターの男は一部のイケメンを除けば恋愛や結婚の対象として女性から全く相手にもされないのが現実です。
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正社員になって恋愛や結婚など一人前の男として人並みの幸せを手に入れましょう。
恋愛や結婚などの人並みの幸せを諦めてしまうのも手
このように男が恋愛や結婚を望むなら正社員になる必要がありますが、いっそのこと恋愛や結婚などの人並みの幸せを諦めてしまうのも手です。
以下の記事で説明しているように、恋愛や結婚などの人並みの幸せを完全に諦めてしまうことで現代の日本では逆に幸福度が上がります。
恋愛や結婚を諦めれば人生で必要なお金と労働時間を5分の1に減らすことができるので、ほとんど働かずに快適で楽ちんな人生を送れます。
以下の記事で説明しているように、日本の労働環境は世界最悪水準ですので、労働時間を減らすことで人生の幸福度を大幅に引き上げられるのです。
特に実家暮らしの子供部屋おじさんなら生活費が掛かりませんので、低賃金のフリーターでも余裕で貯金を増やし続けることが出来ます。
正社員になって働きたくない方は恋愛や結婚などの人並みの幸せを完全に諦めてしまいましょう。
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