サラリーマンや会社員などの中間層が没落している日本では、相対的に無職ニート男性の地位が上がっていきます。
日本の中間層が分厚く成人男性の大半が当たり前に年収500万円以上を稼げた30年前であれば、まともに働かずろくな収入も職歴もない無職ニートの男は「人として出来損ないで生きていることすら許されないような存在」と見なされていました。
しかし、中間層の没落した2020年代の現在では無職ニート男性に対する風当たりは当時と比べるとそれほど強くなくなってきており、また、日本の中間層はさらに没落して行くことが確実なため、無職ニート男性の肩身の狭さはさらに緩和されていくことは間違いありません。
このように相対的に無職ニート男性の地位は向上し無職ニートでもより生きやすい世界になって行くので、たとえ今は無職ニートであることが原因で心苦しく辛い思いをしていたとしても、じっと耐えて生き続けていれば楽になれます。
今はひきこもりや無職ニートで辛くとも自殺や安楽死をせずに未来を信じて生き延びましょう。
1990年代の平成不況以降没落し続ける日本の中間層
かつて平均的な庶民の生き方とされてきたサラリーマンや会社員などの日本の中間層は、1990年代の平成不況以降ずっと没落し続けています。
以下の厚生労働省の統計データのように、日本の給与所得者の平均給与は1990年代の470万円台をピークに減少に転じ、現在は430万円台となっています。
また、以下の記事にあるように非正規雇用者の増加によって日本の給与所得者の所得分布も変わり、2000年代には全体の18%程度だった年収200万円以下(手取り月収13万円以下)の階層が2020年現在では22%を超えるようになっています。
給与分布を対2000年比でみていくと、年収400万円未満で各階級とも増加、それ以上になると、年収2,000万円以上を除いて、すべて減少。この20年で、低所得層と富裕層は拡大、中間層は縮小したことになります。
低所得者の拡大と中間層の縮小。それ以上に驚きなのが、「年収200万円以下」が22%にものぼることではないでしょうか。この水準になると賞与を手にすることは稀でしょうから、単純に12ヵ月で割るとおおよそ16万円。手取りにすると月13万円以下という人たちが、実に5人に1人にものぼります。
このように現在の日本ではかつての分厚い中間層が没落し、一部の勝ち組と底辺の負け組という社会に近づいているのです。
中間層の没落で人並みの収入のない成人男性も珍しくなくなった
このような中流階級や中間層の没落で年収200万円以下など人並みの収入のない成人男性も現在では珍しくなくなりました。
1990年代頃までは成人男性の大半が当たり前に年収500万円以上の収入を得ていたので、無職ニート男性は「人として出来損ないで生きていることすら許されないような存在」と見なされる世間の風潮でした。
しかし、現在では年収200万円以下の低所得の男性も決して珍しい存在ではなくなりましたので、無職ニート男性もかつてほどは厳しい視線にさらされることはなくなりました。
日本の中間層の没落によって相対的に無職ニート男性の地位が向上したのです。
無職ニート男性が人並みの幸せを得られない現実は変わらない
このように無職ニート男性の地位はマシになりましたが、しかし無職ニート男性がまともな恋愛・結婚などの人並みの幸せを得られない現実は変わりません。
女性はともかくとして、まともな収入もない無職ニートやひきこもりの男性が結婚することは、はっきり言って一部のイケメン以外には無理ゲーです。
たとえ無職ニートに対する世間の風当たりが弱まったとしても人並みの幸せはどうしても諦めなければいけないのです。
無職ニートなのに身の程をわきまえずに恋愛や結婚などの人並みの幸せを望めば、晒し者にされてネットのオモチャにされた30代高卒無職童貞YouTuberのSyamuさんのような悲惨な末路になってしまいます。
YouTubeで生計を立てるなどという虹の上を歩くが如し幻想にしがみつき
ファンの助詞と恋にハッテンなどという絵空事を実像と錯覚し
30歳高卒無職が握手会を思い描く夢と現が逆転した貝塚ネバーランド
恋愛や結婚などの人並みの幸せを諦められるのであれば、無職ニートやひきこもりのような生き方も悪くない世の中になっていると言えるでしょう。
以下の記事でも説明しているように、今の若い男性は恋愛や結婚などの人並みの幸せを完全に諦めてしまった方が幸せな人生を送ることができます。
男が人並みの幸せを得たいなら正社員就職するしかない
このようにこれからの時代は人並みの幸せを完全に諦めてしまった方がいいとはいえ、異性との恋愛や結婚などをどうしても諦めることが出来ない男性も多いと思います。
結局、平凡な男が人並みの幸せを得たいなら正社員就職するしかありません。
異性から見れば無職ニートの男性は論外ですし、非正規者フリーターの男性もイケメンでなければまともに相手にされません。
正社員就職して月収30万円以上の人並みの収入を得られるようになり、初めて女性との交際や結婚などが可能になるのです。
現在無職ニートで「人並みの幸せをどうしても諦められない」という男性の方は、まずは正社員就職を目指しましょう。
ニートから優良IT企業に正社員就職できる無料の支援サービス
このように説明してきましたが、頭のまともな方ほど「ろくな職歴もない無職ニートが一体どうやって正社員就職するんだ!」と思われるかと思います。
そのご指摘はごもっともです。
しかし、だからと言って人並みの幸せを完全に諦めてしまう必要はありません。
そこで頼りになるのが無職ニートの正社員就職を手取り足取り丁寧にサポートしてくれる無料の支援サービスです。
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