ひきこもり＝親不孝は偏見。ひきこもりは親孝行

今の日本ではひきこもり＝親不孝という偏見が広がってしまっています。

しかし、実際はひきこもりのままでも親孝行できますし、むしろ実家暮らしでずっと家にいるからこそ家を出て働く子供以上に両親を助けることが可能です。

ひきこもり＝親不孝という偏見を広げるマスゴミ
常に家に居てくれるひきこもりは役に立つ
ひきこもりでも家にお金を入れて家計を助けられる
実家暮らしのひきこもりは将来は両親を介護できる
本当はひきこもりはとても親孝行な存在

ひきこもり＝親不孝という偏見を広げるマスゴミ

なぜ日本ではひきこもり＝親不孝という偏見が広がってしまっているのか？

それはテレビなどのマスゴミが100%悪いです。

マスゴミがひきこもりによる家庭内暴力や凶悪犯罪などの報道ばかりを繰り返して「ひきこもり＝凶悪なモンスター」のようなマイナスイメージを刷り込んでいるため、ひきこもりに対する偏見が広がってしまっているのです。

実際は大半のひきこもりの誰にも迷惑をかけずに家の中にこもってひっそりと平和に暮らしていますので、凶悪なモンスターとは真逆の存在です。

これを裏付けるように統計的にも以下の記事にある通り、殺人事件の犯人に占めるひきこもりの割合はたった0.2%です。

ひきこもりに関して著名な筑波大学医学医療系社会精神保健学教授の斎藤環先生も、2019年7月9日号の『婦人公論』で、登戸の事件と元農林水産省事務次官の事件を念頭に、ひきこもりと犯罪の関係について次のように語っていらっしゃいます──。

「私が今回のことで強調したいのは、家庭内暴力の延長線上に、通り魔的な暴力があるわけではない、ということです。この2つは方向性がまったく違う。現在のひきこもり人口は、100万人規模に達しているという内閣府の統計があります。しかし、それだけ当事者がいながら、明らかにひきこもりの人が関わったという犯罪は数件しかない。とくに無差別殺人のような重大犯罪は今まで見たことがありません」

斎藤先生は最後に、「ひきこもりは決して犯罪率の高い集団ではない」と言い切っているのです。

しかし、斎藤先生のお話以上に説得力のあったのが、東京新聞の2019年6月6日の「こちら特報部」の記事です。「こちら特報部」では共同通信の記事データベースに当たり、殺人・殺人未遂の容疑者・被告で、ひきこもりと報じられたケースが何件あるかを調べました。その結果、1999年から2019年までの20年間で43件あり、これを年平均にすると約2件だったのです。

ひきこもっている人間が起こした殺人の年平均2件という数字は、過去5年間の900件前後という全体件数のわずか0.2％でしかないことを東京新聞は証明してみせたのです。ひきこもりの人間が起こした殺人事件は全体のわずか0.2％──。ひきこもりが犯罪者予備軍ではないことを示す決定的な数字です。