現在の日本の悪いインフレで生活の苦しい庶民の最強の自己防衛術はひきこもりと節約です。
悪いインフレでは資産のほとんどない庶民は何をしても無駄なのでひきこもりになりましょう。
亀のようにひきこもって悪いインフレが落ち着くまで生き延びてしまえばこちらの勝ちです。
そもそも「悪いインフレ」とは何か?
そもそも「悪いインフレ」とは一体何でしょうか?
それは簡単に言えば、原材料価格の高騰などが原因で発生する企業の収益拡大や賃金上昇をともなわない物価の上昇です。
消費者物価指数は0%を挟んで行ったり来たりするのが当たり前だったが、昨秋から上昇基調が定着し2022年3月には1.2%を記録した。値動きが激しい生鮮食品を除いた総合指数は7カ月連続の上昇、上げ幅は2年2カ月ぶりの高さとなった。
しかし、賃金が上がらない中で、モノの値段ばかりが急ピッチで上がる現状は「悪い物価上昇」でしかない。
実際、賃金の伸びは弱い。厚生労働省の21年の毎月勤労統計調査では、1人当たりの現金給与総額は月平均で31万9461円と、前年比で0.3%の上昇にとどまった。物価変動の影響を除いた実質賃金指数では22年2月が前年同月比で横ばいになるなど停滞している。一方、しばらくすると消費者物価の上昇率が2~3%に達するとの見方があり、実質賃金指数はマイナスに落ち込む可能性もある。
日本で起きているのは原材料費上昇が原因の「コストプッシュ型」のインフレだ。賃金が上がらない中で家計の負担が増せば個人消費が冷え込み、企業収益が目減りする。そして企業が投資を減らして賃金も上がりにくくなる、という負のループに陥る恐れがある。
通常のインフレであれば景気の活性化にともない賃金が上昇しますので、労働によって物価の上昇分を十分以上にまかなうことが出来ます。
しかし、「悪いインフレ」では物価だけが上昇して賃金はそのままかさらに切り詰められる結果となり、資産がほとんどなく労働によって収入を得ている庶民にとっては非常に生活が苦しいインフレとなります。
このように「悪いインフレ」とは庶民にとっては何のメリットもないインフレと言えます。
悪いインフレでは一生懸命仕事をしても無意味
そしてこのような悪いインフレでは一生懸命仕事をしても無意味です。
なぜなら悪いインフレでは出来るだけ人件費を削減することで商品・サービスの生産コストを維持しようとする圧力が高まりますので、一生懸命働いて賃金を得ることの費用対効果が大幅に低下するからです。
「インフレで生活費が上がった分もっと働いてお金を稼ごう」と思ってもますます消耗して身心を擦り減らしてしまうだけです。
ハードワークで身心を壊して働けなくなってしまったりなどしては元も子もありませんので、今よりも労働を増やすことでインフレに対抗するというお考えはおやめください。
悪いインフレでは副業や投資もおすすめできない
また悪いインフレでは副業や投資を始めることもおすすめできません。
なぜなら悪いインフレでは景気も悪化しますので、市場に流れ込む資金が減り労働や投資によるリターンが得られ難い状況になるからです。
景気が悪化すれば企業からの広告費が削減されるためYouTubeやブログなどから得られる収益が減少しますし、株式市場や不動産市場からも資金が流出し資産価値が下がります。
このような悪いインフレの時期に副業や投資を始めても良い成果を得られる可能性は低いのです。
もちろん逆に言えばこのような不景気時には株式なども通常より割安で購入することができますので、10年~20年先を見据えて長期的に投資を続けて行くのであればむしろ絶好のチャンスです。
皆の生活が苦しいインフレ時に、目先のリターン度外視で10年以上も先を見通して何100万円・何1,000万円のまとまった金額を長期投資に投入し続けられる経済的余裕がある時点ですでに富裕層みたいなものですので、普通の庶民には関係のない話です。
貯金出来る金額が年100万円以下の場合は投資をしても損する可能性が多いので、夢を見て手を出すべきではないというのが現実です。
悪いインフレではひきこもって節約するのが正解
では悪いインフレでの効果的な自己防衛方法は何でしょうか?
それは亀のようにひきこもって節約することです。
極力家にひきこもって無駄な消費を抑えて支出を節約する。
可能であれば実家で子供部屋おじさん・子供部屋おばさん生活を続ける。
庶民の場合は結局それが一番です。
実家の太い子供部屋おじさん・子供部屋おばさんなら生活費0円で生きて行くことが出来ますので、ひきこもって旅行や趣味の支出を減らしてしまえばインフレでも無敵です。
実家にそれほど経済的余裕がない場合でも月5万円程度を家に入れるだけで衣食住に不自由なく生活していくことが出来ますので、ひきこもって無駄な支出を減らすことでインフレのダメージをほとんど無効化することができます。
交際費も趣味・娯楽費も0円でネットだけで楽しめるひきこもりになれば、インフレがあろうが全く何の影響もなく生きて行くことができます。
さらにほとんど人付きあいのないひきこもりは服を買ったりファッションにお金を掛ける必要がありませんし被服費も掛かりません。
また、人とほとんど会わないひきこもりであれば節約のために毎日お風呂に入らないこともガス料金値上げなどの燃料インフレ対策として非常に効果的です。
燃料インフレによってさらにガス代が値上がりして行けば、お風呂に毎日入ることをやめて週に1回に減らすだけでガス代・水道代の合計を年間で6万円以上も節約することができます。
インフレになって様々なサービスや料金が上がるほどそれを節約することの効果が増しますので、必要最低限しか外出しないひきこもりになって節約して自己防衛してください。
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