貧乏セミリタイアに向いてるのは独自の価値基準がある人です。
マスコミから影響を受けて流行を追ったりブランド品が好きだったりする人が貧乏セミリタイアをしても後悔してしまう結果になるので、5,000万円以上の資産がない状態でのリタイアはおすすめできません。
貧乏セミリタイアは気軽にお金を使えない
貧乏セミリタイアの問題は気軽にお金を使えないし値段の高い物を買えないことです。
それほど資産がないのに仕事を辞めてリタイアしてしまうと、新車は買えませんし、ブランド物の服や財布も買えませんし、気軽に旅行に行くことも出来ません。
1,000万円の資産を堅実に投資で運用したとしてリターンは平均で年利5%程度。
毎年50万円程度の不労収入を得ることが出来るという計算です。
しかし、新車を買えば数100万円、海外旅行をすれば数10万円とあっという間に年収以上の金額が吹っ飛んでしまいますので、働かない生活を守るために我慢と節約を続けなければなりません。
物欲がほとんどないなら貧乏セミリタイア向き
逆に言えば物欲がほとんどないなら貧乏セミリタイア向きです。
車は要らない。ブランド物の時計も服もファッションも全く興味がない。
そういう嗜好であれば必要最低限の生活費しかお金を使いませんので、たとえ100万円程度しか貯金がない状態で仕事を辞めても軽いバイトをして月10万円くらい稼ぐだけで余裕で一人暮らしをして生きて行くことが出来ます。
このような方は貧乏セミリタイアの適性が高いです。
実質的に貧乏セミリタイア状態を8年以上続けている私自身も物欲が全くなく、最低限の快適な衣食住とネット環境さえあれば他に何も欲しいと思いません。

孤独耐性が高いなら貧乏セミリタイア向き
また、孤独耐性が高い人間は貧乏セミリタイア向きです。
人と会ったり食事をしたり飲みに行ったりするにはお金が掛かりますので、支出を気にする貧乏セミリタイアだとどうしても人との付き合いが乏しくなり友人や知人と疎遠になってしまいます。
孤独耐性が高い人なら友人と疎遠になって縁が切れても逆に気楽だと思うだけですので、このデメリットもノーダメージです。
そういう意味で孤独に強い人は貧乏セミリタイア適性が高いです。
ただ、中にはどうしても孤独に耐えられない方もいるかもしれませんが、その場合もネットなどを活用すれば工夫次第で耐えられる可能性があります。
恋人も友達も1人もいない8年以上の真性ひきこもりの私が孤独感を解消している方法は以下の記事でご紹介しています。

結婚願望がない子供も欲しくないなら貧乏セミリタイア向き
また結婚願望がないし子供も欲しくないことも貧乏セミリタイアには非常に向いています。
実際に10年近くずっとひきこもり生活をして実質セミリタイア状態の私自身も結婚願望が全くなく、人生で一度も子供が欲しいと思ったことがありません。

現代では恋愛・結婚は非常にコストの高い巨大な金食い虫ですので、それを完全に諦めて手放してしまうことで生きて行くために必要なお金や労働時間を大幅に圧縮することになり、セミリタイアの実現に大きく近づくことができます。

特に男性に自分一人でとってただで満足できるオナニーは節約と貯金と貧乏セミリタイア成功の一番の近道ですので、ライフハックとして積極的に活用していきましょう。

独自の価値基準がある人が貧乏セミリタイア向き
結局は自分の中に独自の価値基準がある人が貧乏セミリタイア向きです。
自分の中に価値基準があれば見栄のために浪費をすることもブランド品を買うこともありませんし、孤独になっても寂しさを感じることもありません。
つまりは「情報の断捨離」が出来る人間は貧乏セミリタイア適性が最強ということです。

実際に私は世間に流されない人間なのでスマートフォンすらも2018年に解約してしまいもう何年も持っていません。
ひきこもりでほとんど家から出ない私にはスマートフォンは不要だからです。スマホがなくなってもう何年も経ちますが特に困ることもありません。

今時スマホを持つのが当たり前の風潮とか私には無関係などうでもいいことなのです。
特にお金を掛けずに打ち込める趣味や生きがいなどがあり、マネーリッチよりもタイムリッチを重視する価値観の方は貧乏セミリタイア向きです。

釣りでも将棋でも読書でも何でもいいですが、他人の目を気にせず自分が面白いと思える趣味に没頭できる性格なら、100万円程度の必要最低限の生活防衛資金さえあれば、仕事を辞めてセミリタイアしても人生はなんとかなります。
意地を張らずに親に頼って子供部屋おじさん・子供部屋おばさんになればいいだけです。

もしも家族の不仲や経済的問題で親に頼れないなら、生活に必要なささやかなお金を誰でも出来る簡単な在宅ワークで稼げば問題ありません。

経済的・物質的に豊かな現代の先進国では、阿Qの精神勝利法を駆使することで人生の苦痛の大半を無効化することが可能です。

物欲があるなら在宅ITエンジニア転職するのも手
ただ、やはり大多数の人はそれなりに物欲がありますし、仕事を辞める代わりに生活の質を落として節約生活に耐えるというのは耐えられないと思います。
資産5,000万円未満での貧乏セミリタイアは一部の変態以外には厳しい選択という訳です。
世の中には貯金1,000万でセミリタイアした方などもいますが、やはり生活は変態的です。

この生活を素人が真似するのはなかなか難しい。
しかし、「5,000万なんて大金は貯まっていないけど、働くのが嫌だから今すぐ仕事を辞めてしまいたい」という社会不適合者の方も非常に多いと思います。
そのような方は一体どうすればいいのか?
ずばり、在宅ITエンジニアに転職して一日中引きこもりながらお金を稼ぐ生き方がオススメです。
私は幼少期からの重度の吃音症で、現在も1週間に1回しか風呂に入らない30代真性ひきこもり童貞の社会不適合者ですが、時給5,000円で1日3時間労働の在宅勤務ITエンジニアです。
何年もずっとひきこもって毎日のようにゆったり昼寝をしながら月収30万円以上と人並みの収入を稼ぎ続けています。
10年前に社員10人未満の零細WEB制作会社に就職して最初の3年間は毎日のように通勤していましたが、キャリアを積んで在宅勤務の正社員になってからの7年間は毎日ほとんど家から一歩も出ずにひきこもっています。
在宅のITエンジニアになれば、経済的には人並みに収入を得ながら実質セミリタイアのような生活を続けることが可能なのです。
元は文系出身かつ実務未経験で何のIT関連の資格も持っていない私が在宅勤務のITエンジニアになれた経緯については、以下の記事をお読みください。

コメント