ひきこもりニートが死にたい理由は人生に絶望しているからです。
というより逆に言えば、人生に絶望していて将来に何の期待も楽しみもないし死にたいのに、自殺する勇気もないし怖いから仕方なくひきこもりニートをしているのです。
このような理由でひきこもりニートが望んでいるのは社会復帰ではなくこの報われない人生から消えること、つまりは安楽死です。
人生にも未来にも全てに絶望したひきこもりニートは働くくらいなら死んだ方がマシと本気で思っているのです。
でも現状では日本には安楽死できる制度がないため、死の苦しみが怖いから自殺せず働きもせず親のスネを齧って生きているわけです。
ひきこもりニートが会社に就職して社会復帰しても無駄
なぜひきこもりニートは死にたいほど人生に絶望しているのか。
その理由は生きていても何も良いことがないので生きていること自体が無駄だからです。
ひきこもりニートでも以下のようなサービスを活用するこおで正社員就職や社会復帰も可能です。
実家暮らしで将来は親から持ち家を相続できる場合は住居費が掛からないため、月5万円の収入があれば快適に生きていくことが出来ます。
そのため家から一歩も出られないくらいの重度のひきこもりでも、ネットさえ使えれば誰でも出来る簡単な在宅ワークで月5万円のお金を稼いで親の死後も生計を立てることは十分に可能です。
また以下のような実践的スキルを身に付けられるプログラミングスクールで技術を身に付けることで、在宅ワークで家にひきこもりながら月30万円以上のお金を稼ぐことも可能です。
しかし、そもそも人生に絶望していてこれ以上生きたくないなら、会社に就職して社会復帰しても無駄ですし、在宅ワークで生計を立てられるくらいにお金を稼げるようになっても無駄です。
そしてひきこもりニートにはそのような何もかもが無駄という深い絶望と人生への諦めがあるので、就職どころかバイトすらせずに緩慢な自殺としてひきこもりニートをしているのです。
コミュ障のひきこもりが社会復帰しても恋愛も結婚も不可能
ひきこもりニートがここまで人生に絶望して将来になんの希望もなく無気力になってしまっている理由は、コミュ障で容姿も良くないひきこもりニートが就職して社会復帰しても恋愛も結婚も永遠に不可能という厳しい現実があるからです。
コミュ障で容姿も良くないし学校や会社でいい思いをした記憶も経験もないので、何もせずにずっと家にひきこもってニートをしているのです。
あまりにも当たり前の話です。
学校生活でも恋愛とずっと無縁で友人とワイワイ楽しめる陽キャでもない。
ただ惨めで辛い日々がひたすら続くだけの恋愛弱者の日常。
社会復帰してもまたそのような灰色の日々に戻るだけなので、人生に何の希望も持てず何もする意欲がわかずに、自分で完全に光を閉ざしてひきこもりニートをしている訳です。
学校時代もずっと恋愛と無縁だった陰キャでコミュ障で顔も良くないひきこもりニートが今さら社会復帰したところで、おそらく90%以上の高い確率で恋愛も結婚も不可能な人生でしょう。
ひきこもりニートは職歴もボロボロなので人並み以上の給与を得られるような仕事に就くことは出来ませんし、陰キャでコミュ障で容姿も良くないひきこもりニートが身の程に合った底辺職に就職して社会復帰してもまともな異性から相手にもされないのが現実です。
特に男性のひきこもりニートの場合、身の程に合った冴えない職に正社員就職して真面目に働いて年収300万円程度(地方だと年収200万円程度のフルタイム正社員職も多い)のお金を稼げるようになっても、結婚どころかまともな恋愛すらも夢のまた夢なのが現実でしょう。
そのような絶望的な人生の現実があるため「怖いから死にたくないけど生きている意味も分からない」という状態なのが多くの非モテ男性の心理であり、自殺はしなくとも社会的には実質死んだような状態でひきこもり無職ニートへと堕ちて行きます。
このように人並みに恋愛や結婚することすらも不可能な恋愛弱者のひきこもりニートは、普通に社会復帰しても無駄だという現実を完全に理解してしまっているため、将来に何の夢も希望もなく人生に絶望して「死にたい」「生きている意味がない」と思っているのです。
恋愛弱者の絶望の理由は世間の異性に対する要求水準の上昇
ではなぜ恋愛弱者の多くが恋愛も結婚もできない人生に絶望し、就職も就学もしないままひきこもりニートを続けるようになったしまったのか。
その理由は世間の異性に対する要求水準の上昇です。
世間の異性に対する要求水準が大幅に上昇したために、日本人全体の下位20%~30%の恋愛弱者には恋愛も結婚もできない絶望的な灰色の人生しか送ることが出来なくなったのです。
以下の記事で説明されているように、1980年代までは男女の50歳時点での未婚率は5%未満でしたが、現在20代~30代の若者世代では男性の約30%・女性の約20%が未婚のまま50歳を迎えると統計的に予測されています。
1980年代に50代を迎えていた世代は男女ともに95%以上が結婚することが出来ていましたが、この世代は日本の高度経済成長が完了する以前の1950年代から1960年代にかけて結婚適齢期を過ごしていた世代でした。
つまり戦後しばらくの貧しい日本では異性に対して高望みする風潮が弱く、日本人のほぼ全員がたとえ底辺の日雇い労働者でも真面目に働きさえすれば、身の程に合った相手と結婚することが出来ていたということです。
しかし、日本が高度経済成長を達成し豊かになるに従って結婚の相手を高望みするようになった(特に女性がより異性を高望みするようになった)ため、男性の約30%・女性の約20%がまともに結婚も恋愛もできないまま人生を終える世の中になったのです。
これは日本に限らず欧米や東アジア諸国を含めた全世界的な傾向ですが、物質的・経済的に社会が豊かになるほど恋愛や結婚は難しくなるのです。
このような異性に対する要求水準の上昇は様々な創作物を見ても明らかでしょう。
例えば1969年に連載開始した漫画「ドラえもん」に登場するのび太とジャイ子。この二人は将来結婚して6人の子供を産むという設定になっています。
この漫画が連載開始した1960年代当時の日本はまだ、クラスの中でも運動も勉強も性格も全てにおいて一番ダメダメなのび太やデブでブスなジャイ子も当たり前のように結婚して子供を産める世の中だったのです。
しかし、異性に対する高望みが助長された現代の日本では下位20%~30%の恋愛弱者であるのび太やジャイ子が結婚することはほぼ不可能でしょう。
日本が経済的に豊かになったことで、女性はのび太のような冴えない男と我慢して結婚しなくともそれなりに快適に生きていけるようになりました(1970年代以前の貧しく男女平等の概念もなかった時代の非婚女性の生活は非常に苦しいものでした)。
また、アダルトコンテンツや萌えコンテンツなどが充実したためにデブスを相手してまで恋愛や結婚をする男性は一部のブス専以外にはいなくなりました。
このように異性に対する要求水準の上昇という理由で、下位20%~30%の恋愛弱者はどうやっても結婚どころかまともな恋をすることすら出来ず人生に絶望するしかない世の中になったのです。
疑似恋愛コンテンツはますます人生を虚しくするだけ
では下位20%~30%の恋愛弱者は一体どのようにして惨めさや苦しみを癒しているのか。
それは漫画やアニメやゲームのキャラクターに恋をしたり、アイドルやバーチャルYouTuberを推したりして、美少女やイケメンと疑似恋愛できるコンテンツを楽しむことです。
しかし、どれほどこのようなコンテンツが充実したとしても疑似恋愛は所詮疑似恋愛です。
20歳前後の頃までは疑似恋愛コンテンツにどっぷりと浸かっていたオタクも、20代後半や30代となるにつれそのようなコンテンツで得られる疑似的なトキメキや幸福感から次第に目が覚めて、虚しさと絶望しか感じられないようになっていきます。
大半のオタクは現実世界に回帰してリアルの恋愛や結婚に向かうか、もしくは全てを諦めて人生や将来に絶望するかです。
まだ学生のオタクで比較的ルックスや学力などのスペック高くコミュ力もそれほど低くなければ、オタクを辞めて現実世界に回帰しても十分に人生を取り戻して恋愛や結婚を楽しむことが出来るでしょう。
しかし、ルックスやコミュ力に問題がある恋愛弱者でまともな職歴も異性との交際経験もないひきこもりニートは、たとえオタクを辞めて社会復帰したとしてもその先には絶望しかありません。
異性としての魅力が下位20%~30%の底辺オタクにとって、麻薬的な気晴らしである疑似恋愛コンテンツに現実逃避して行きつく先は、絶望の未来とひきこもりニートという緩慢な自殺しかないのです。
このように全てに絶望した底辺層の恋愛弱者男性を救う方法は女をあてがうことです。
しかしそれは女性の人権などの面から現実的な解決方法ではありません。
結局社会的に彼らを救済する方法は存在しないのです。
恋愛弱者のひきこもりニートは緩慢な自殺で死ぬだけ
このように考えて行くと恋愛弱者のひきこもりニートは自殺するしかないというのが結論です。
就職して社会復帰してもまともな恋愛も結婚も出来ない、疑似恋愛コンテンツに現実逃避してもますます虚しくなるだけ。
残された道は自殺しかありませんが、死ぬのが怖いのでズルズルと親のスネを齧りながら生きているのがひきこもりニートです。
つまりひきこもりニートは緩慢な自殺をしているのです。
何だかんだで日本はまだまだ物質的に豊かな国なので、ひきこもりニートでも実家暮らしなら親の収入や年金に頼ってそれほどひもじい思いをせずに生きて行くことは出来てしまうため、緩慢な自殺行為でゆっくりと死を待っているのです。
恋愛弱者のひきこもりニートがこのような底なしの絶望から抜け出せる方法はどこにもありませんし、そして無理に社会復帰する理由や必要性もありません。
結局、恋愛弱者のひきこもりニートにとってこの世界は全てが無意味です。
もしも実家が経済的に貧しく親のスネカジリ生活を続けることが難しいなら、在宅で稼げるITエンジニアなどになり一生ひきこもりながらダラダラと生きましょう。
コメント